吉相墓は、ご先祖様を手厚く祀り、
子孫の繁栄と家系の安泰を願う大切な家の根であり、
ご先祖様への感謝の心を形にしたものです。
墓には墓の相「墓相」がある
森羅万象、形あるものにはすべて相があり、その相の吉凶が人に影響を与えるのです。
相とは形のことで、家には家の形「家相」、人には人の形「人相・骨相」があるように、墓には墓の形「墓相」があります。
だから、「墓相」と言う言葉が出て来るのです。
形あるものを造るならば、悪い相は避けて良い相「吉相・福相の墓」を建てるのが道理と言えます。
「親の墓」を子が建てさえすれば良いと言うものではなく、子孫が代々幸せで、安泰に過ごせるような
「墓相を良くした墓」すなわち「吉相の墓(吉相墓)」を建てなければなりません。
-
【竹谷聰進著】
昭和二十四年に初版が発行されたロングセラー。墓相の名著です。
現在は平成二十二年に発行の四十一版です。DTPでの印刷となり、また、文章の一部を改訂し読み易くなっています。 -
【墓相を絵で説明】
pp.27-82は、墓相を画を使って簡単に説明されています。
「東南が欠けた墓所」「山の尾根や頂の墓は」「高い墓地は」「個人の「墓ごとに墓地に塀があるのは」… -
【本文の最初】
pp.83-102は、墓相に入る前の説明などです。
「家庭の幸福」「墓に関するこれまでの文献」「霊魂を祀る場所」「本家・分家・養子の解釈」「墓の解釈」「家庭内での先祖の祀り方」… -
【松崎整道先生講和】
pp. 102-141 は、松崎整道「お墓の話」です。「家の根」「氏寺」「墓相」「墓石」「悪墓」「吉相」「悪形」「石材」「墓地」「納骨」「奇形」「同居墓」「功徳」「整理」「霊魂」…
竹谷の墓相発表
【墓相研究の細部】
p.141 から、墓相研究の細部の発表です。箇条書きになっています。
「墓所の無い家庭運」「墓所の地形と家庭運」「墓地と樹木、草花、建物などと家庭運」「墓所の土と家庭運」「墓石の台石と家庭運」「竿石と家庭運」「竿石の文字と家庭運」「墓石の雑感と家庭運」「墓石建立順と家庭運」「竿石の石質と家庭運」「塋域石と家庭運」「木標と土葬と盛土と家庭運」「本家、分家、親族、知人と墓の関係運」「住宅と墓石」「土葬と火葬」「土葬の吉相」「墓所整理方法」「墓の方位」「霊名、法名」「吉相墓設計上の注意」「家系図」「家系図と墓と男女生誕の関係」
【吉相の墓の相】
p.207からは、吉相の墓について
「吉相の石塔」「吉相の石質」「吉相の地形土質」「新たに吉相の墓所を造る法」「古い墓所を吉相に再建する法」「分家初代の建墓の方法」「お墓参りの仕方」
【陰徳・徳風会】
pp.226-247は、陰徳積や徳風会について
「墓地の六体地蔵尊」「慰霊碑塔または無縁供養塔の造り方」
-
【吉相の墓の例】
p.105 「墓相」より。
形のあるものを造るならば悪い相を避け、善い相すなわち吉相とか福相とかの墓を建てるのが当然となって来る。
-
【吉相の墓所の例】
p.216「新たに吉相の墓所を造る法」より。
今まで墓所のない方で新しく造られる方は、最も良い機会ですから吉相の墓所を造られる事です。
-
【徳風会吉相墓】
p.244より。
吉相墓には六百種類ほどの設計方法があります。德風會・祭祀研究所へ尋ねてください。
-
【著者略歴】
明治三十七年春に、京都の嵐山の辺りに生まれました。幼名を春栄といい若いころから易学に興味を持っておりました。昭和三十八年十月三十日六十才にて死去されました。
-
【高田師】文政年間
[吉相墓は、江戸時代より三段墓]
[江戸時代より先祖の祭祀の為の墓]
[江戸時代より本家の直流を示す墓] -
【大浦師】明治
[江戸時代より子孫の繁栄を望む墓]
[江戸時代より夫婦墓を代々並べる]
[江戸時代より戒名を刻入する石塔] -
【松崎整道師】
供養塔に五輪塔と宝篋印塔がある
夫婦墓の竿石が大きい
[江戸時代より嵌込み積重ねる石塔]
[江戸時代より霊が宿る先祖の御身] -
【竹谷聰進師】
夫婦墓の竿石が竿石が小さい
[江戸時代より大地の上に建てる墓]
[江戸時代より吉相を考慮した建墓]
-
「吉相墓」は、自家と他家の区画をはっきりと付けるために、各家の墓所ごとに枠を造ります。
枠石によって定める墓域は長方形、矩形(くけい)と言って、角の欠けていない、それぞれの角が直角になっている事。 -
「吉相墓」は、ご先祖様を供養し石塔を大地に根付かせます。お墓は家の根として大地にしっかり根を張る必要があります。
人は亡くなればいずれ肉体は土に還りますし、お墓は大地の上に建てるものです。 -
「吉相墓」は、樹木を植えない。木の標や切り花はかまわないが、生命力が強い生木が根を張るのは良くないのです。墓所は庭園ではありません。
樹木が育って幹が太くなるほど、財運や健康に不安がありす。 -
「吉相墓」は、本家とは先祖の祭祀を承継し主宰する過程であり、それが嫡流を示し、家督を継ぐ。
氏ある者は一定の墓所を必要とします。
分家は分家のお墓が必要です。供養塔を建立し子孫のための未来地を得ます。
-
「吉相墓」は、代々の石塔は三段石で、枠石も高かさが低く、高くかかげないようにお祀りします。
お墓の正面にしゃがんで低い姿勢で、石塔のご先祖様に手を合わせます。それが先祖に感謝し、敬って行うべき作法です。 -
「吉相墓」は、低い枠石を設け、盛土し区画をはっきりと付けます。
盛土は水はけを良くし、雨水が溜まって水溜まりにならないようにするためのもので、高くする必要はありません。七寸以下が良い。 -
「吉相墓」は、上下・長幼の順が正しい吉相です。
左上右下(さじょううげ)とは、日本古来の左上座。つまり左側(向かって右)が上座という礼法のしきたりで、神仏や先祖の祀りに大切なことです。 -
「吉相墓」は、前置きは低くし、供花で石塔の霊名が隠れないように、枠外に、又は入り口の横に置き、花筒の水の腐敗の悪影響から遠ざけます。
しゃがんで手を合わせます。低い前置きの線香はちょうど良い高さになる。
「吉相墓」は、先祖とその子孫達のために、‟凶を避けて吉に付く「吉相の墓」”に整えます。それは、単に埋葬するだけでなく、ご先祖様へ報恩感謝に、吉相を施し手厚く祀り正しく祭る、吉相の菩提であると共に、自分(建立者)と家族の幸福、そして、子孫が続くことを願うから。
「吉相墓」は、冥福(死後の幸福)と共に、家庭運のため吉相に整えます。例えば、夫婦墓は冥福に吉相を施し手厚く祀る孝の極致ですが、男女結合の子を生む力を蔵し、三段石は福・禄・寿にあたり、福徳・金銭・健康など子孫の幸せのための吉相でもある。そして、枠石で囲うのは、ご先祖様の囲い守られた聖域であり、枠の外から拝礼します。枠石は所有の境界を表し、家庭の財産が他から侵されず守られる吉相です。
登録商標 徳風会吉相墓
-
「吉相墓」は、ご先祖様への報恩感謝に、石塔に霊名(戒名・法名)を刻入してお祀りします。
夫婦を共に祀る夫婦墓で父母を供養します。
石塔は三段石で、枠石も高かさが低く、高くかかげないようにお祀りします。 -
「吉相墓」は、お墓の正面を東・南東・南の吉方位に向けます。大地の土の上に直接石塔を建立します。
カロートを設けず直に下台石が大地に接して、そして、ご先祖様を供養し石塔を大地に根付かせます。 -
「吉相墓」は、朝日から正午ぐらいまでの、午前中の太陽の光がよく当たる場所に建立します。
東・南東・南に水が流れるように墓所を設計します。
地盤が固い安定した墓所に建立します。 -
「吉相墓」は、五輪塔の供養塔を建立し、菩提としてご先祖様をお迎えし崇敬します。
ご先祖様へ報恩感謝に、吉相を施し手厚く祀り正しく祭る、吉相の菩提であると共に、自分と家族の幸福。子孫が続くことを願うから。
-
「吉相墓」は、建立者の名を刻入しますが、その建立者の心が重要です。
日頃から墓参し掃除をして、手を合わせ供養して、常にお墓を清浄な聖域に保つ必要があります。
心は身に表れます。 -
「吉相墓」は、冥福のための吉相の菩提です。ご先祖様を供養するという、お墓の第一義が大切です。
「吉相墓」は、左上右下の古来の祀りです。一番上座の左奥(向かって右奥)に先祖供養塔を建立します。 -
「吉相墓」は、その家庭の宗教宗派の戒名や法名、洗礼名などで祀ります。
五輪塔にご先祖様をお迎えし、戒名を刻入し、手厚く祀ります。
五輪塔の形には「死者が成仏し浄土に往生した姿(御身)」との意味もある。 -
「吉相墓」は、“家”のご先祖様が順序良く祀られ、直系の子孫も亡き後には順序良く納まる家庭の墓です。
子孫に先祖を表すことで、家系の家柄・家風を子孫に伝える。代々墓を並べるのは相続を大切にする家系です。
吉相墓はご先祖様を手厚く祀り、子孫の繁栄と家系の安泰を願う大切な家の根であり、ご先祖様への感謝の心をかたちにしたものです。
吉相であるからには、開運するためのものであります。また、さらにより良い吉相にし、開運していくために皆様の努力が必要です。
この家の根の吉相墓をお守りし、ご先祖様を供養し、また陰徳を積むことなどが代々承継されてこそ、その目的をとげられることになります。
吉相墓を建立し年月が経つと、汚れが付いたり傾いたりしてきます。掃除をし、保守をして良い状態を保たなければ吉相とはいえません。
吉相墓を建立されてもご先祖様を供養しなければ、開運を招くことはありません。吉相墓を掃除し供養して、お墓のお守りをすることにより、ご先祖様との繋がりを強くすることができます。
また陰徳積みがご先祖様への最上の供え物であり、家系因縁を解消し、開運していく資源です。
徳風新聞は、吉相墓をお守りするために必要な情報。正しい先祖供養のあり方。陰徳積み、その一つである德風会の浄行の案内などを掲載し、毎月皆様のもとへお届けする徳風会の機関紙です。
徳風新聞をご家族でお読みになり、そして吉相墓をよくお守りしていただき、供養に努め陰徳を積んでいただき、そして正しく祖先の祭祀が代々承継されて、皆様が繁栄するよう努力していただきますことを、お願いいたします。
株式会社德風會・祭祀研究所 代表取締役社長 竹谷泰則
-
【吉相の墓所の例】
徳風会 三代目 竹谷聰進 pp.208-211「墓相と家運」
pp.208-210は、墓相を箇条書きで説明しています。
-
【p.211 お墓の見方】
p.211は、お墓の見方を絵を使って説明しています。
p.212「結婚と墓相」
pp.212-213「仏壇の祀り方」は、仏壇の祀りによる吉凶を掲載しています。 -
【p.217 ファミリーツリー】
祭祀研究家 竹谷泰則 pp.216-222「吉相墓入門」
pp.216-217は、「吉相墓」の解説です。 -
【p.218 石塔の順序】
pp.218-221は、墓の吉相です。毎年、順番ごとに「吉相墓」の各項目の解説が掲載されます。
p.222-223は、家系図は家運図